お気に入りの一杯ではなくいろいろなコーヒーを飲みたい理由

珈琲のきろく

こんにちは、noraです。

珈琲をお豆で楽しむようになってから、あっちこっちのお店をせわしなくわたってお豆を買っています。

こうなる前は、「コーヒーと言えばお気に入りの一杯があって、お気に入りのお店があって、『私はこれが好きです』と言い切れる類のもの」だと思っていました。

つい先日知人が「私はキリマンジャロが好き」と言い切ったときにそれを思い出しました。

お気に入りの一杯にあこがれる気持ちもいまだにあるのですが、今はどのコーヒーにもいろんな顔があってそれぞれ面白いと感じています。

お気に入りの一杯ではなく色々なコーヒーを飲みたい理由

“お気に入りの一杯”って何だったんだろう

「お豆を買ってきておうちで挽いて楽しむようなコーヒー好きは『私はこれが好き』と言い切れるお気に入りの一杯があるのだろう」

以前は漠然とこんな風に思っていました。

そしてその“お気に入りの一杯”にものすごーく憧れていました。

行きつけのお店で必ず頼む一杯ってなんだか大人な感じがするなと。笑

ただ実際にスペシャルティコーヒーに出会ってから思うのは「一杯なんて選べん…!」ってことです。

これはちょっと苦手だなとか、あまりこの気分になることはないなというお豆は確かにありますが、逆にそっちの方が稀で言いやすいです。

私が憧れていたのは多分『いつも変わらない時間が流れる空間そのもの』で、メインだと思っていたコーヒーはその一部だったのではないかなと思います。

その意味で、はじめに漠然と抱いていた“お気に入りの一杯”っていうのは今のところ幻のような存在になってしまいました。

自分にとってのコーヒー

私がコーヒーを飲むのは9割方『気分を変えたいとき』です。

気合を入れたいときや、逆にリラックスしたいとき、何か頭のモードを切り替える必要があるときにコーヒーがほしくなります。その意味で音楽にも近い存在です。

あの香りと味でばちっと頭が切り替わるというか、まさに“脳への刺激”そのもの。

(音楽もカフェインもドーパミンを生成するので事実その通りなのでしょうが…)

だとしたら脳は同じ刺激には飽きるはず。

同じように見えてもちょっとずつ違わないと、もしくは何か儀式のようなもの(その瞬間の味ではなくて自分の一番いい体験の記憶を引っ張り出すような類のもの)でないと、気分を切り替える刺激にはならないのではないかな…と。

なので、私が求めているのは『飲んだその瞬間がお気に入りの時間空間になるようなコーヒー』なのかもしれません。

その瞬間を最高にするコーヒーを知りたい

その瞬間をどう最高にするかですが…

おいしいコーヒー体験とは逆に「今飲みたいのはこの味じゃないんだよな~…」体験が役に立つ気がします。

それって明らかに、言葉にはできないし銘柄も当てられないけど、今自分が最高の気分になれる味のイメージがあるってことだと思うのです。

色々なコーヒーを飲みたいというのはそこにつながる気がします。

もっと色々なコーヒーを知れば、今私が飲みたいコーヒーがあてられるとか、この味を飲みたくなるだろうっていう予測がつく、そういう状態に持っていけるかもしれない。

お気に入りの一杯にしても最高の一杯にしても、これまでは偶然出会うもののような、なんだか向こう側からチャンスがやってくるような受け身な感覚を受けていました。

でも実はこちらから働きかけられて何度でも出会える存在なんじゃないかと、最近はなんだかそんな風に感じています。

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