スペシャルティーコーヒーに興味を持つと結構早い段階で耳にするのが『ゲイシャ』という品種だと思います。
日本人としては「芸者!?日本語!?」と一発で興味をひかれる名前ですよね。笑
ゲイシャ種のコーヒーはその特徴的なフレーバーと落札価格が超高額であることでも大変有名なコーヒーです。
今日はゲイシャ種とはどんなコーヒーなのかについて少しまとめてみました。
最高級コーヒー『ゲイシャ種』について調べてみた

ゲイシャ種とは
アラビカ種の突然変異で、エチオピア原産の種になります。
日本人には耳馴染みのある“ゲイシャ”という名前は、この種が発見されたエチオピアの地名Gesha(ゲシャ)に由来します。
ゲイシャ種は元々病気に弱く、平均より樹高が高いこともあって栽培が難しく、採算が取れないことから大量生産には向かないとされてきました。
特にエチオピアは気象条件や土地の環境が複雑で、発見される種もそれぞれのエリアに特化したものが多く、ゲイシャ種も例にもれず原種に近い特徴を持っていたことも生産を難しくさせた要因のようです。
転機となるのはエチオピアで発見されてから約30年ほどたったころ。
まずタンザニアに持ち込まれ、その後「さび病」に強い品種としてコスタリカを経てパナマに持ち込まれてからです。
そこからさらに30年、パナマの高地での環境との相性に加え、『ハシエンダ・ラ・エスメラルダ農園』の尽力もあって、パナマにおけるゲイシャ種の安定的な生産の目途がたちます。
そして2004年、エスメラルダ農園のゲイシャ種はパナマの品評会で記録的な価格がつけられることになります。
この出来事は、約70年の時を経てゲイシャ種の個性が再発見されるとともに、エスメラルダ農園の名を世界にとどろかせることになりました。
これを機にパナマは一躍有名生産地の仲間入りを果たします。
その後ゲイシャ種はコロンビア、コスタリカなど中米を中心に生産地がひろがり、原産地であるエチオピアでも生産がおこなわれています。
ゲイシャ種の風味の特徴
レモンのようなさわやかな酸味があり、その香りはアールグレイに例えられるように紅茶のような印象を与えるコーヒーです。
他のどのコーヒーとも違う、ゲイシャ種にしかない個性的なフレーバーです。
ゲイシャ種の生産地と品質
ゲイシャ種は主にパナマ、コロンビア、コスタリカ、エチオピアなどで生産されています。
日本でよく見かけるのはパナマ産とエチオピア産のものです。
最高級はやはりエスメラルダ農園のゲイシャで、いまだに他の追随を許さない品質を誇るそうです。
こちらは品評会で2位に大差をつけて優勝することが重なったため勝負にならないことから、ゲイシャ種のみの部門まで設立されました。
基本的には国ごとのグレード評価+品評会での評価で見ることができます。
例えば日本で手に入りやすいパナマ産とエチオピア産のお豆ですが
パナマでは主に生産地の標高で(昇順で高グレード)、エチオピアは基準重量当たりの欠点豆の個数でグレードが決まります。
ゲイシャ種の豆も高グレードから中くらいのグレードまであり、意外にも一般的なスペシャルティコーヒーと変わらないくらいの価格で購入できるものまであります。
そもそもゲイシャ種が高額な理由について
ゲイシャ種の生産は以前と比べ安定したといっても、やはりある程度栽培地域が限られる豆であることから希少性が高い事が一因としてあると思います。
また、エスメラルダ農園のゲイシャショックがいまだに尾を引いていると指摘される方もいます。
一大ブランドになってしまったためになかなか値段が下がらないといったところでしょうか。
まとめ
超高級というイメージが強いゲイシャ種ですが、グレードによっては他の豆とあまり変わらない値段で購入できるものもあります。
グレードが少し落ちるものでも特徴的な風味は健在で、他にない面白いフレーバーやアロマを感じることができます。
『エスメラルダ農園』のゲイシャのような最高級品もあり、たまの贅沢に憧れを抱きながら楽しめるという意味でもおもしろいかもしれません。笑


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