おすすめの本①「世襲議員という巨大な差別」(苫米地英人著)

おすすめの本

こんにちは、nora(@o0umecham0o)です!


ようやくブログタイトルにある「本」に関わる内容が書けそうです。
もう書けないんじゃないかと思ってました…(;’∀’)
コーヒーを飲みながらじっくり考えられる本、楽しめる本を紹介出来たらなと思っています。


今日おすすめしたい本は、明後日23日発売の「世襲議員という巨大な差別」という本です。
著者の苫米地英人さんのご意向でKindle Unlimitedにて先行配信されていたので早速読んでみました。


「生まれによってすべてが決まってしまう世界が差別社会。そして、その差別社会を固定するのが世襲制だ」
「今の国会に民主主義はない」
「世襲は穢れである」


一見差別のない日本社会で脈々と受け継がれる無意識の差別意識と権力との根深いつながりについて書かれた衝撃的な内容です。
思想を問わず、選挙前のこの機会にぜひ読んでいただきたい一冊です。

世襲議員という巨大な差別 読了後感想


世襲議員という巨大な差別

日本の政治と世襲議員のこと


政治家の世襲というのはかねてから問題視されていると思いますが、選挙のたびふたを開けてみると結局は多くの世襲議員が当選している現状があります。


世襲議員とそうでない議員の間には当選確率に約2300倍もの差があるそうです。
数字は計算の条件で多少変わってくるにせよ、そこには明らかに大きな差があり、民主主義と言いながら一部の家族が何世代にもわたって権力を握り続ける構造がまかり通ってしまっているといいます。
麻生さんや安倍さんがその例ですね。(個人を批判するものではありません)


また、民主主義を採用する諸外国でも世襲議員は存在しますが、どの国でもおおむね10%以下だそうです。
それに対して日本は約25%(2017年の選挙時)、数が多すぎます。


「世襲でも能力と志があればいいじゃないか」という声もありますし、私もそう思いますが、本当にそうなっているのでしょうか?
受け継がれているのは果たして初代が持っていた政治家としての志なのか、地元の選挙攻略法なのか、という話もあります。

世襲を問題視する国民の数は少なくないにもかかわらず、一体なんでこんなことが起こってしまうのでしょうか?
問題だ問題だと言いながら、一方で世襲議員がいることは仕方ないと受け入れてしまうような空気があるのはなぜなのでしょうか。
著者はそこに日本社会に脈々と受け継がれてきた『穢れ意識』があるといいます。

穢れと身分差別と権力

『世襲』と『穢れ意識』といわれて、「なるほど」と思う人はどれくらいいるのでしょうか。
そもそも「『穢れ』とは?」と思う人の方が多いような気もします。
「荒唐無稽だ」と思う人もいるかもしれません。


ですが、そう感じてしまうこと自体が、この問題が私たちの社会への認識と深く癒着した根深い問題であることを意味しているのだと気づかされます。


読んでいるうちに気づいたのは日本には『目に見えない差別』が今もあること。
そしてその源流ははるか過去にあり、問題を問題として把握するには歴史的な認識を多少アップデートする必要まであるということでした。

本書ではその歴史をたどりながら、この問題がいかに私たちの社会に深く根差しており、日本の民主主義の成立を妨げているのかを再三にわたって警告しています。


1章では差別の源流に触れ、日本における『見えない身分差別』がいかにして成立したかをたどります。
そして2章では江戸中期から明治維新においてその差別が悪化し固定化した事実を、さらに3章では現代の差別そして日本の民主主義はこれからどうあるべきなのかについて論じています。


日本が本当に民主主義国家になるために。この選挙前に、そして選挙が終わっても読んでほしい。


私は恥ずかしい話ですが、自分の半径数メートルの生活で必死な時期が長くあまり大きなことは考えたことがありません…。
だから正直こんな風に感想を書くのもおこがましいなあ…なんて思いつつ、逆に投票権を持っている一人の大人としてそう思ってしまう自分の意識の低さにも気づき不勉強を感じています…。
今回のコロナ禍では本当に色々と思うことがあり、選挙についても多分今までで一番考えているような気がします。

この本は本来の発売日は23日なので、選挙まで一週間しかない中での緊急出版だったようです。
正直この一週間で読んだ人がこれを参考に再考して…というのは難しいのではと感じるくらいに、この世襲の問題は私たちの認識に深く沈んだ問題なのだと感じさせられました。
特に今回はコロナ対策と経済政策がメインになると思うので、世襲の部分についてまで意識して投票する人がどれくらいいるんだろう…というのが正直な感想です。


でも私はこの本に出会えてよかったです。


この話は今回の選挙のみならず、今後の選挙においてもとても大事になってくる部分だと思
います。
今回間に合わなくても、頭の片隅においておくだけで次の選択に何か違ったきっかけを与えてくれるのではないかと思います。
どうか少しでも多くの人がこの本に気づいて読んでくれますように。
そして一人でも多くの人とこの問題を共有できますように。
そういう思いでつたないながらこの感想を書きました。


冒頭にも書いた通り、紙の本は23日発売ですが、著者の苫米地先生のご意向でKindle Unlimitedの読み放題対象で先行して配信されています。
より多くの人に問題を共有してほしいという著者の願いでもあるのだと思います。


現在Kindle Unlimitedは28日まで3ヶ月199円(通常は月980円)のキャンペーンをしているので今なら誰にでも手に取りやすいかと思います。
スマホがあれば専用デバイスがなくても読むことができるので、ぜひ一度読んでみてほしいです。

また、同じく苫米地英人さん著の「地球にやさしい「本当のエコ」」も先日発売されたばかりです。

エコビジネスに関する深い闇について警鐘を鳴らす内容で、こちらもおすすめです。
こちらもちゃんと読み終わったら感想を書きたいです。

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